みのり福祉会誕生の経緯 |
印旛福祉圏域の中での障がいを持つ方の教育、福祉、労働を取り巻く状況は、学校、社会福祉施設、企業、各市町村等の関係機関のご努力によりすこしずつではありますが進んできました。 しかしながら、印旛福祉圏域は、下総町や大栄町との合併で成田市が、千葉ニュータウンの開発で印西市が、また、八街市、富里市が都市部からの人口流入で今後も人口増が見込まれます。福祉圏域別に見ても政令都市、中核指定都市を除くと柏圏域に次いで2番目になります。 障がいを持つ方の出現率が4.6%と言われていますが、印旛福祉圏域の前述のような人口増加が見込まれますと障がいを持つ方の増加や障がいの多様化が予想されます。 障がいを持つ方が地域で生活するためには @地域生活支援センターなどの相談援助機能の確保 Aグループホームをはじめとする「住まい」の確保 B雇用、就労、作業所などで表現される「日中活動」の確保 Cホームヘルパーなどの具体的支援の確保 等が必要不可欠でありますが、印旛福祉圏域は人口の割合から見ても、また、障がいを持つ方の一人一人のニーズにあった支援を行うためにも現在ある福祉資源では質、量とも自由分とはいえません。 そこで、障がいをもつ方一人一人が「誰もが」「ありのままにその人らしく」「地域で」「暮らすことができる」地域社会の実現を図るために特定非営利活動法人みのり会を設立いたしました。 |